好きな日本茶を見つける秘訣その3

「微妙な火の入れ方の見極めが難しいんや、分かるか?カバちゃん」

 

三國屋の吉田課長は機械を見つめながら私にそう言いました。

 

職人としての腕の見せ所・・・なんですよね。

 

今日は好きな日本茶を見つけるための重要な要素

 

「火入れ」についてお話します。

 

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三國屋のカバサワです。

 

昨日は関東は雪だったみたいですね!

 

こちら福井はまったく降っていなかったので、

 

なんだか不思議な感じです。

 

 

前回は「お茶の蒸し加減」について

 

詳しくお話をさせていただきました。

 

今回はもう一つ重要な要素、「火の入れ方」

 

について詳しくご説明します。 

 

 

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、

 

お茶には仕上げに「火入れ」という工程があります。

 

 

「火入れ」と聞くと窯で陶器を焼く時のような

 

豪快なイメージですが、実際は機械の中に入れて、

 

茶葉を「加熱」するんです。

 

 

冒頭の吉田工場長が言うように

 

大切なのは火入れの「見極め」

 

なんですね。その茶葉に最適の

 

火入れというものがあるんです。

 

 

 

 この火入れの目的は2つあります。

 

ひとつは乾燥させて長期の保存を可能にすること。

 

さらにもう一つの目的が「香りをつけること」にあります。

 

勘のいい方はすでにお気づきかとは思いますが、

 

ここに好きなお茶を見つけるポイントがあります。

 

「火の入り具合で自分好みの香りが分かる」のです。

  

 

つまり、ここで火の入れ方が弱い、つまり加熱時間が長いか、

 

高温で加熱していれば強火焙煎のお茶です。

 

すると香りの強い、鼻にフワッと香りが立ち上り

 

香ばしくなるのです。

 

色も赤茶っぽいようなものになります。

 

個人的には、香りの強いもの(納豆、キムチ?)を食べた後に

 

口の中をすっきりさせたい時に特にお勧めです。

  

 

これが逆ならば弱火焙煎のお茶です。

 

香りもそれほど強くなく、柔らかい香りになります。

 

家の中で過ごす休日にゆっくり淹れるには

 

こちらのお茶がいいかなと思います。 

 

 

さて、みなさんは強火焙煎の香ばしいお茶と

 

弱火焙煎の柔らかな味わいのものどちらがお好みでしょうか?

 

コーヒーなど香りが強いものが好きな私は、

 

強く火が入ったお茶がやっぱり好きです。

 

でも、火の弱いお茶も美味いものは美味いんですけどね。

 

ん?好きな日本茶を見つける秘訣なのに矛盾してます!?

 

「好きな異性」と「いい異性」は

 

違うというようなものでしょうか?

 

・・・・あまり上手いたとえではないですね 苦笑 

 

 

次回は三國屋で言うならこんなお茶はこんな温度で淹れるといい!

 

というのをお話ししてこのシリーズの最終回にします。

プロフィール

似顔絵
北山 太一
(きたやま たいち)

福井県出身
(魚座・A型)

音楽の夢を抱いて20歳過ぎに上京。
古き良き風景が好きで下北沢、三軒茶屋あたりに住み5~6年。
ところがさっぱり芽が出ず福井に舞い戻る。
パソコンで音楽を作っていた流れから、web制作をして心ときめく。
現在、「大切なお茶の時間」を知ってもらうべく、三國屋善五郎ネット担当として精進中。